ディズニー・アドベンチャー乗船レポート|実際に乗ってわかった船の特徴

DCL(ディズニークルーズ)

ディズニー・アドベンチャーのプレビュークルーズに参加してきました。

乗る前から「これまでのディズニークルーズとは違う」と言われていた船。実際に歩き回ってみて、その言葉の意味がよく分かりました。

この記事では、ショーやレストランの詳細レビューというよりも、船内の構造や雰囲気、歩いて感じた特徴を中心にお伝えします。客室選びや乗船前のイメージづくりに役立てていただければと思います。

ディズニー・アドベンチャーはもともと別のクルーズ会社向けに建造されていた船をディズニーが取得・改装した船です(詳しくはこちら)。それがこの船の「従来のディズニークルーズとは違う」という印象の背景にあるのかもしれません。

乗り込んだ瞬間、「あれ?」と思った

これまでのディズニークルーズは、乗船するとアトリウム(大きな吹き抜けホール)に出るのが定番でした。開放的な空間に船のスタッフが並んで名前を呼び出迎えてくれる、あの瞬間もクルーズの魅力のひとつです。

ディズニー・アドベンチャーで乗船後に出たのは、デッキ7のエレベーターホール。クルーの温かい歓迎は変わらないのですが、第一印象はかなり違いました。「これが新しいディズニークルーズか」と、良い意味でも驚きのスタートでした。

船内がテーマパークのような分散型の構造

従来のディズニークルーズは、アトリウムとプールデッキの2か所が自然と人の集まる中心でした。Disney Adventureはそれとは大きく異なり、人が集まるエリアが複数のデッキに分散しています。

  • デッキ5~7:ゲストサービス、ショップ、ミュージカルシアター
  • デッキ10~11:ステージ、クイックサービスレストラン、有料ダイニング
  • デッキ17〜18:プール、アトラクション、花火

時間帯やイベントによって人の流れがデッキをまたいで変わり、テーマパークを回遊しているような感覚でした。

船の”中心広場”はデッキ10のガーデンエリア

船内で一番にぎわっていたのが、デッキ10~11のイマジネーション・ガーデンです。ガーデンステージ、クイックサービスのレストラン、ドリンクステーションが集まり、ショーを見る人・食事をする人・通り過ぎる人が自然に混ざり合っている場所でした。

ディズニーランドのハブ広場に近い雰囲気、と言えばイメージしやすいかもしれません。

ガーデンステージにはソーサラーミッキーのトピアリーとお城をモチーフにした装飾があり、出港パーティーやキャラクターイベントの舞台になっています。昼はにぎやかな広場ですが、夜になるとライトアップされ、キラキラとした雰囲気に変わります。

また、このエリアは客室に囲まれた構造になっており、客室からステージが見える部屋もあります。

ただし、客室の位置によって見え方はかなり変わるようで、またショーが開催されると音が響くため、静かに過ごしたい方は客室位置に注意が必要かもしれません。

ディズニー・アドベンチャー デッキ10 イマジネーションガーデン

海をテーマにした中庭エリアと、ディズニー初のボバティーショップ

ガーデンから船尾へ進むと、海をテーマにしたディスカバリー・リーフがあります。通路というより小さな広場のような空間で、クイックサービスレストラン・ボバティーショップ・ギフトショップが並んでいます。『ニモ』や『あの夏のルカ』など海にまつわる映画の装飾が随所にあり、フォトスポットとして人気でした。夜はライトアップされ、また別の顔を見せてくれます。

このエリアの目玉が、ディズニークルーズ初となるボバティーショップ。テーマは『リトル・マーメイド』のアースラで、少しクールで怪しげな雰囲気のデザインが印象的でした。席数は多くないですが、外でドリンクを楽しんでいるゲストも多く見かけました。クルーの方に聞いたところ、一番人気はミスティック・タイド・マッチャ(抹茶のタピオカティー)とのことです。

ディズニー・アドベンチャー ビウィッチング・ボバ・アンド・ブリューズ店内

ベイマックスの街、サンフランソウキョウ

デッキ7の船尾には、『ベイマックス』の世界観をベースにしたサンフランソウキョウエリアがあります。看板が立ち並ぶアジア風アーケードで、昼でも夜のような雰囲気が続く独特の空間でした。こちらも人気のフォトスポットで、11歳以上向けのキッズクラブもこのエリアにあります。

ディズニー・アドベンチャー サンフランソウキョウ

食事と飲み物もアジアの色が強い

ディズニー・アドベンチャーのレストランは基本的には他のディズニークルーズと同じ仕組みですが、メニューには少し特徴がありました。

朝食ではビュッフェレストランだけでなく着席スタイルのレストランでも

・お粥
・チャーハン
・インド料理

などが提供されており、カレー料理も多く見かけました。

また、クイックサービスレストランには

・カレー専門店
・ケバブのお店

などもあり、ケバブにはハラル対応の肉が使われています。

今回の航海では、東南アジアやインドなどアジア系のゲストも多く見られたため、こうしたメニュー構成は客層を意識しているのではないかと感じました。

その他に食事面での注目は、ディズニークルーズでは初となる子ども連れで入れる有料レストランです。モンスターズ・インクをテーマにした和食レストランで、4歳以上から利用できます。

飲み物もシンガポールらしさが出ていました。レストランで提供されるのはTWG TeaとBacha Coffee。どちらも船代に含まれており、客室にも補充されるほか、ドリンクステーションでも提供されていました(コーヒーはデッキ17のみ)。

船内にはそれぞれの有料カフェもあり、ディズニークルーズ限定商品も販売されていました。

ディズニー・アドベンチャー BACHAコーヒー店舗

客室はコンパクト、収納は割り切りが必要

客室は従来のディズニークルーズと比べてコンパクトな印象です。クローゼットの大きさは従来の半分ほどで、収納は少なめ。スーツケースはベッド下に収納するスタイルになります。荷物の量は意識して調整しておいた方が良さそうです。

ディズニー・アドベンチャー ステートルーム(オーシャンビューベランダ)

実際に乗って感じたディズニー・アドベンチャーの特徴

今回の航海で感じたポイントをまとめると、ディズニー・アドベンチャーには次のような特徴がありました。

・船の中心はイマジネーション・ガーデンで、多くのイベントがここで開催される
・デッキ10が船内のハブになっていて移動しやすい
・ショーやイベントが多く、4泊でもかなり忙しい船
・大人専用プールはなく、ファミリー向けの雰囲気が強い
・レストランにはインド料理やアジア料理も多く、客層を意識したメニュー構成
・新しい船のため、ショーやショップの運用などはまだ調整中の部分もありそう

全体として、ディズニー・アドベンチャーは海の上のテーマパークのようなクルーズ船という印象でした。

また、キッズクラブのスペースが広く確保されている一方で、大人専用のプールやジャグジー、カフェがなく、有料レストランも4歳から利用できるファミリー向けの設定になっていました。

こうした点から、他のディズニークルーズと比べても、よりファミリーで楽しむことを意識した設計になっているように感じました。
そのため、落ち着いた大人向けの空間を重視したい方は、他の船との違いとして感じる部分かもしれません。


まとめ

ディズニー・アドベンチャーは、これまでのディズニークルーズとは少し違う魅力を持った船でした。

ショーやイベント、アトラクションなど船内コンテンツがとても多く、4泊でもすべてを楽しみきるのは難しいほどです。

ゆったりとした船旅を楽しむこともできますが、どちらかというと船の中でたくさん遊びたい人に向いているクルーズ船だと感じました。

今後運用が安定していくと、さらに魅力的なクルーズになりそうです。


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